頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)
評価・詳細レビュー
shin_no_suke
357 册
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41 件
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147 件
(5.0点)
書籍のタイトルは陳腐ですし、amazonのレビューもぼろくそに書かれていますが、「新規事業がうまくいかない理由」で非常に感銘を受けた坂本桂一さんが著者という事で読んでみました。
タイトルだけ見ると、一流大学を卒業した人間はなぜ仕事ができないのかの様な本かと思っていましたが、その内容はごく一部。また人脈なんか必要ないとか新聞を読むなという様な簡単なHowTo的な内容も含まれていますが、本書の一番価値ある部分は2,3,4章でしょう。この章では、ビジネスアイデアの成功の確率を上げるために仮説・検証をどの様に著者が行ってきたかが様々なプロジェクトを題材にして書かれており、ヒントや示唆に溢れています。amazonのレビューには、こんなのは賢い人間は誰でもやっていると書かれていますが、私がこれまで仕事をした企画者や事業責任者でここまでやっている人を見たことがありません。企画者、事業責任者、起業家全ての方にきっと有益なヒントが詰まっている本だと思います。ただ、理論や単純なHowTo本ではないので、この本で何を得ることができるかは読み手に大きく依存してしまうのかもしれません。
タイトルだけ見ると、一流大学を卒業した人間はなぜ仕事ができないのかの様な本かと思っていましたが、その内容はごく一部。また人脈なんか必要ないとか新聞を読むなという様な簡単なHowTo的な内容も含まれていますが、本書の一番価値ある部分は2,3,4章でしょう。この章では、ビジネスアイデアの成功の確率を上げるために仮説・検証をどの様に著者が行ってきたかが様々なプロジェクトを題材にして書かれており、ヒントや示唆に溢れています。amazonのレビューには、こんなのは賢い人間は誰でもやっていると書かれていますが、私がこれまで仕事をした企画者や事業責任者でここまでやっている人を見たことがありません。企画者、事業責任者、起業家全ての方にきっと有益なヒントが詰まっている本だと思います。ただ、理論や単純なHowTo本ではないので、この本で何を得ることができるかは読み手に大きく依存してしまうのかもしれません。
引用
その年の売り上げが翌年以降も累積されていくビジネスモデル。これが理想なのだ。一方、単年度で勝負して、しかも結果が次の年の売上の肥やしにならないようなモデルは、最もリスクが大きく効率的ではないといえる
もちろん、私もインターネットに可能性を感じていたひとりだし、やりたいことやアイデアはいくつもあった。だが、私はやりたいことよりも、勝てる事を優先して戦略を考えた。どんあアイデアがインターネットの世界で受け入れられるかまだ分からないが、ビジネスとして確実に成功する方法は探せば必ずある。だからまずは、そこで成功を収め、それからやりたいことをやればいい
戦略の立て方、まず目標を設定し、次に自分の持っているリソースや与えられている諸条件を全て書き出す。その上でこうすれば目標を達成できるという仮説を考えられるだけ挙げ、比較検討しながらそこから最前と思われるものを一つ選ぶのだ。通常、この作業には私は10時間以上を費やす。逆にそれくらいやらなければありとあらゆる可能性を考え、全てを詳細に検討するなどということはできない
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