頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)

著者
出版者
講談社
価格
¥1,365
その年の売り上げが翌年以降も累積されていくビジネスモデル。これが理想なのだ。一方、単年度で勝負して、しかも結果が次の年の売上の肥やしにならないようなモデルは、最もリスクが大きく効率的ではないといえる
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もちろん、私もインターネットに可能性を感じていたひとりだし、やりたいことやアイデアはいくつもあった。だが、私はやりたいことよりも、勝てる事を優先して戦略を考えた。どんあアイデアがインターネットの世界で受け入れられるかまだ分からないが、ビジネスとして確実に成功する方法は探せば必ずある。だからまずは、そこで成功を収め、それからやりたいことをやればいい
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戦略の立て方、まず目標を設定し、次に自分の持っているリソースや与えられている諸条件を全て書き出す。その上でこうすれば目標を達成できるという仮説を考えられるだけ挙げ、比較検討しながらそこから最前と思われるものを一つ選ぶのだ。通常、この作業には私は10時間以上を費やす。逆にそれくらいやらなければありとあらゆる可能性を考え、全てを詳細に検討するなどということはできない
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ビジネスには法則がある。雑な人間は絶対に成功しないというのもそのひとつだ。
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考える能力の高い人は、なぜその現象が起こったのかを分析的に考え、次はこうなるというイメージを創造的に考え、さらにそれを論理的に説明できるように考える。
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忙しくて時間がないという人は、1度自分の時間の使い方を検証してみるといい。ムダをゼロにしていけば、本当に大事な事を考える時間くらいはすぐに捻出できるはずだ
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会社をつくったら、もうその時点から、他の全ての会社とは対等なのだから、そう思ってのびのびやればいいのに、自ら進んで常識の枠の中にとどまろうとする起業家が後を絶たない
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失敗を重ねたら萎縮して、ますます成功する確率が下がるのは目に見えている。それより、これをやりたいというものがあるなら、それを確実に実現させるにはどうすればいいかということにもっと時間を割くべきだ
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営業には2通りいる。これを買えと叫べる奴と、最後まで叫べない奴。買えと叫べなければ、その前のセールストークがどんなにうまくても、モノなんて売れるわけがないんだ
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変化を拒絶し、恐竜と同じ運命をたどることが嫌なら、若いうちに、さまざまな人に会ったり、いろいろな組織を経験したりして、この世界にはたくさんの価値観があるということをその身をもって知っておくべきだ
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営業の極意は相手を自分の頭の中に住まわせる事
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ビジネスにおける2の努力の結果は、断じて1,2などではない。ビジネスの世界では、2の努力がもたらすのは5の成果だ。言葉を換えると、成果が飛躍的に伸びる臨界点は1と2の間にあるのである(閾値を超えるまでつづけよ)
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AとBがあったら、Aを選ぼうがBを選ぼうが、とにかく成功させてしまえば勝ちというのがビジネスの世界なのである。勝負を分けるのはどちらを選んだかではない。絶対に成功させるという気持ちがどれだけ強いかにかかっている。だからどちらでもいい、まず選ぶ。そんなところで貴重な資源を浪費してはいけない。それらは極力そのあとのHOWにまわすべきだ
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