夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

著者
出版者
集英社
価格
¥440
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(3.0点)
死んでしまった「私」視点で物語が進んでいきます。その死体を隠し通そうと画策する兄妹と、見つかりそうで見つからないといったスリルがたまらない作品でした。作品全体から昔の夏の夜の雰囲気を感じられるところも良かったです。ラストが期待と少し違っていて一気に冷めてしまった感がありましたが、あくまでも個人の好みなのでこの作品のホラーとしての完成度はとても高いと思います。ストーリーだけで言うなら同時収録の「優子」の方が楽しめました。

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(5.0点)
この本で乙一にハマったけど、衝撃だった。死んだ“私”が話を進めていくっていう、とても不思議な書き方。でも一気読みした後に、なんなんだこの本!と感動した。ホラーとちょっと不思議な話が私は好きみたい。そんな話が好きなら乙一はおすすめ。

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