ユニクロ思考術

著者
出版者
新潮社
価格
¥1,260

評価・詳細レビュー

(3.5点)
この本は、ユニクロを最前線で引っ張る人たちが、自分達の仕事感であったり、価値感であったりを具体的なエピソードを交えてつらつらと書いてる本です。

この本を読んで最初に感じたのは、「なぜこの人たちが選定されたんだろう?」という事でした。あらゆるジャンル・職種の人たちが「ユニクロ」について語っているのですが、こうなんて表現したら分からないのですが、あまりにも「バラバラ」なんですw

ユニクロに対する思いも、価値観も、ポリシーも、その人の培ってきたバックグラウンドも何もかも違う。しかもこの中には、社員でない人もいれば、既にユニクロを退社された方も含まれている。現場で社員として働いてる人たちからみたら少なからず面白くないんじゃなかろうかとまで考えてしまいます。

けど、この本に登場する人たちには共通点があって、根底にある「ベーシック」な部分であったり、「ユニクロ」をどう成長させていくか、成功させていくかという想いは、それぞれ解釈は違えども、自らが考えて行動し結果を残してきた人たちだという所です。

多分この本は、多種多様な人間がいながらも、「ユニクロ」というブランドを作っていく想いや方向性はブレてないぞという事を強調したかったのかもしれません。なので敢えて「バラバラ」にしたんじゃないかと。

ユニクロはWebサイト作りにいつも刺激をくれるとともに、ある意味で憧れをもっていたのですが、また凄く惹かれた気がします。素直にかっこいいなぁと。

※ (昔ブログに書いたレビューを移しておく) 多分読んだのは2010年の1月あたり

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引用

モノの「本質」でしか人は感動しない。
「本当にいい部分」しか、人には伝わらない。
そういった「本質」は、余計なものを削ぎ落としていない限り、
裸にしていかない限り、見えてこない。
突き詰めていけば、「良いもの」だけが持つ微妙な差がわかること、
「真善美」がわかること、それが「創造力」だと思う。
 
- 柳井 正

- P14
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