旅行者の朝食 (文春文庫)

著者
出版者
文藝春秋
価格
¥520

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ユーモアたっぷりの食エッセイ。言葉のプロならではの仕掛けがあって2回だまされました(笑)トルコ蜜飴食べてみたいな

評価・詳細レビュー

(5.0点)

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(4.0点)
筆者の旺盛な食欲に驚かされつつ、高級グルメじゃない庶民的な味について堪能できる一冊。

食の歴史とか国民性とかがテーマなので、グルメ本を想像していると落胆するかも。
それにしても、日本について手厳しい米原氏が、食については”超日本人”だったという新しい発見があった。

私が一番気になったのは「ハルヴァ」というお菓子。簡単に言えばナッツ入りのソフトキャンディーみたいなものか。筆者が子どものころに一度食べたきり、探しまわってもなかなかたどりつけなかった幻のお菓子らしい。どうやらイスラム圏が発祥で、缶に入っていて、ものすごい技術が必要なお菓子である…ということはわかったが、どこにあるんだ~食べたい~と気になってしょうがなかった。

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