望遠ニッポン見聞録

著者
出版者
幻冬舎
価格
¥1,260

評価・詳細レビュー

(3.0点)
この国を離れたことのない僕である。広い大海からこのちっぽけな国を見たときどう見えるのか、まぁ想像通りなニッポン像といえよう。昭和の時代ならいざ知らず平成も2桁をすぎたご時世では、外国人も別に珍しくない。ましてインターネットなこのご時世だ。ずいぶんとこの世は狭くなったことだと・・・思うのは勝手だが

そうじゃなくて、同じ日本人の目から見たニッポンの見え方だ。長く外国暮らしを送ると、根本的な部分では日本人であっても、いつのまにか暮らしている国にも同化してしまい、両方のことがよく見える。そんな作者の視点で見たニッポンは、想像通りな展開に別の意味づけを与えてくれる。決して極端な誇張なぞない自然な姿を際立たせている

そうか俺もニッポン人だったw

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