3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

著者
出版者
筑摩書房
価格
¥756
(3.0点)
基本的には年功序列の雇用形態にしがみつく昭和型の会社とおっさんたちをdisり、対して、3年で辞めて年功序列とかに捉われない新しい働き方をしている若い人たち(といっても~30代ぐらい)を持ち上げて、もっと社会全体がこうなっていったほうがいいと促すような内容。

というわけで、3年で辞めた若者はどこへ行ったのか、という表題の問いに対する答えとして、この本では彼らのポジティブな行き先についてしか具体的に触れていない。
「新卒で入った会社に合わなくて、2年で考えもなく辞めたけど就職口なんてなくて今ワープアです」とか「長時間労働でウツになって辞めざるを得なくて今は実家でニート状態」とか、3年で辞めた若者のネガティブな行き先はまったく触れないままでいいのかな、と感じた。
2007年から連載していた記事をまとめた本ということなので、ワープアとかニートとかそういう言葉が浸透しきっていなかったのかもしれないけれど…

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