なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

(岡田)僕らが救うべきは、食うや食わずで創作を行っている貧乏なプロクリエイターではなく、無料で作品を作っているプチクリエイターなんですよ。こうした無料のクリエイターこそが、文化の多様性を生み出す最大多数です。だから、制度設計は彼らのことを最優先に考えるべきであり、マネタイズする人の最大利益を考えるのは間違っています。(p.157)
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(岡田)コンテンツホルダーやクリエイターを圧迫しているのは、海賊版だとか違法コピーじゃなくて、無料の作り手がこんなにいるという事実そのものなんですよ。(p.155)
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(福井)コンテンツがデジタル化するならば、この臨在感、付加価値をどう付けるか、関わっている人たちが工夫しないといけませんね。「あ~、君500円でデジタル版を買った人なの?(プッ)僕は5000円の限定版を買ったけどね」。そういうファン意識というか、好きな作品に5000円を払った自分が好きというか。(p.122)
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(岡田)ベーシック・インカム賛成派の人たちがいうように、すべての社会保障をやめて、ベーシック・インカムに一本化した方がいいんじゃないか。そうした方が国としたら、運営コストが下がっていいんじゃないか。僕がベーシック・インカムを面白がる理由のひとつは、これです。
コンテンツについても、著作権自体を諦めてしまった方が、あらゆる面でのコストを劇的に減らせるんじゃないかなと考えています。(p.111)
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(岡田)作品をもっと自由に見てもらいたいと思うクリエイターは、「だったらカネなんていらないよ」と言いだすようになるんじゃないだろうか。(p.93)
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(福井)コンテンツ産業こそ、日本の未来と考えている人は多いのですが、日本がコンテンツ輸入国であり、保護期間が問題になるような古い作品(例えばミッキーマウス)の扱いは知財の国家戦略ではカギになるという自覚を持っておく必要があります。(p.82)
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