どうする? 日本企業
Tatsuhiko Saitoh
262 册
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7 件
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(4.0点)
おすすめ!
現神戸大教授三品さんの最新作。タイトルはちゃらいが、中身は素晴らしい。
これまでの主要著作(戦略不全の論理、因果)をきっちり踏まえた提案。
彼が言いたいことはひとつ。「そもそもやりたいことが先にありそれに邁進した結果が成長であり、中身のない成長、お題目の成長言っててどうする!」いうもの。
お題目は「成長」だけではなく、イノベーション(商品レベル。彼がいう立地、構えのイノベーションではない)、新興国、品質、などを重点とするお題目設定のあり方を批判している。
...つまり、思い、理念、戦略なき経営の結果が今の日本企業の苦境の最大の原因だと。失敗例にあげられている「セイコーの時計事業」のケースは彼の危機意識の強さをひしひしと感じる。
日々の自分の仕事、自社、お得意。すべてに通ずるものだ。
三品さんは一橋の伊丹先生、神戸大学の加護野先生が築いた「日本型経営戦略論」の名実ともに正当な後継者と思う。
現神戸大教授三品さんの最新作。タイトルはちゃらいが、中身は素晴らしい。
これまでの主要著作(戦略不全の論理、因果)をきっちり踏まえた提案。
彼が言いたいことはひとつ。「そもそもやりたいことが先にありそれに邁進した結果が成長であり、中身のない成長、お題目の成長言っててどうする!」いうもの。
お題目は「成長」だけではなく、イノベーション(商品レベル。彼がいう立地、構えのイノベーションではない)、新興国、品質、などを重点とするお題目設定のあり方を批判している。
...つまり、思い、理念、戦略なき経営の結果が今の日本企業の苦境の最大の原因だと。失敗例にあげられている「セイコーの時計事業」のケースは彼の危機意識の強さをひしひしと感じる。
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