ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか (PHPビジネス新書)
ソーシャルゲームという特異な業界の事例から、汎用的で構造的な成功要素の抽出を試み、「ソーシャル・トライアングル」という概念を切り出した。久々に日本企業が生み出した大ヒット、と諸手を挙げて絶賛したいような成功事例である。この火を他のろうそくに灯すことなく、賭博罪やコンプガチャといった規制の波のなかで葬り去ってしまうことに断固反対したい。
最後に仏陀の言葉で幕を引きたい。
「一本のろうそくで何千本ものろうそくに火を灯すことができる。しかし、それで一本のろうそくの火の命が短くなるわけではない。幸福(成功)も分かち合うことで減ることはない」(p218)
「コミュニティをつくり、そこに価値観を根付かせ、ゲーム内アイテムいう無形財に課金してまで獲得する『価値』をつくり出す」という一連のコミュニティ成長プロセスの設計こそが、二一世紀型商材の成功ノウハウなのである。(p41)
コミュニティ機能をいかに売り手が整え、しかも売り手自身の存在感を消し去り、買い手同士が自律的にコミュニティをつくりあげる環境を設計することができるかどうか。(p191)
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