プランナーへの道―「キカクノチカラ」‐七日間の特別授業

著者
出版者
日経BP企画
価格
¥1,470

評価・詳細レビュー

(3.0点)
著者は大学を卒業後、10年以上企画の仕事をしながら、著者の所属する会社で開かれている「イベントプランナーズスクール」という企画を学ぶためのスクールの講師も務めている人物。

この本がどういう人を対象にしているかは以下の引用をみてもらうと分かりやすい。

アイデアは出し方だ。まとめ方だって基本的には簡単な話だ。慣れていない、もしくは「企画」という言葉に、非常に専門的な響きを感じてしまって腰が引けているだけだと思う。「アイデアの出し方」や「企画書の書き方」のテクニックを紹介するような本はたくさんでている。これらを読むことは無駄とは言わないし、何かの役に立つことは間違いないだろう。
ただ、それ以前に非常に必要なことがある。その必要だと思われることを、順番に丁寧にレッスンしていけば、自ずとアイディアは出せるようになる。アイディアを出せるようになると、企画することが楽しくなってくる P17

内容としては、企画の仕事は何なのかから、どうやって企画のアイデアを出すのか、チームとしてアイデアをまとめて企画に落とし込む方法へと進む、最後にはクライアントへのプレゼンテーションの話がでてくる。全体的に例もいろいろ織り交ぜているので、よく言えば企画の仕事を全般的に知りたい&学びたい人にとってはいいだろうし、逆に言えばちょっと冗長すぎて中身が薄いともいえるかも知れない。
個人的には後者の方だったが、それでも2章の疑問の出し方の、時間軸、競争軸、感情軸、機能軸など軸をわけてある事柄に関して疑問を徹底的に出して行くというのは少し参考になった。

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引用

アイデアは出し方だ。まとめ方だって基本的には簡単な話だ。慣れていない、もしくは「企画」という言葉に、非常に専門的な響きを感じてしまって腰が引けているだけだと思う。「アイデアの出し方」や「企画書の書き方」のテクニックを紹介するような本はたくさんでている。これらを読むことは無駄とは言わないし、何かの役に立つことは間違いないだろう。
ただ、それ以前に非常に必要なことがある。その必要だと思われることを、順番に丁寧にレッスンしていけば、自ずとアイディアは出せるようになる。アイディアを出せるようになると、企画することが楽しくなってくる P17
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ポイントは「視点を変えて見る」ということだ。
例えば、何かのイベントで「マラソン」というアイデアが浮かんだとする。このままではツマラナイ。そこで、「二十四時間マラソン」としてみる。二十四時間ずっと走っている、ということ。これだけでも、ただのマラソンとは異なるアイデアで、場合によっては面白くなる。 P105
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