蜷川実花がペンデジで撮った（だよね？）写真集。
私は蜷川実花の人物撮りじゃない写真が大好きなので、ものすごく沢山作品が載っていて嬉しいです。
でもやっぱり、フィルムの時のねっとりした感じが無いのは物足りないけど、ペンデジは欲しいカメラなだけに、お気に入りの1冊です。

蜷川実花はあまりフィルタやレタッチを使わないと言う話を聞いてたけど、これだけ色鮮やかな写真撮ってたら、「どうやって色が鮮やかな写真を撮ってるんですか？」と聞かれることが多くても仕方ないと思う。

ちなみに本人の答えは、「鮮やかなモチーフを撮ってるだけなんだわ」だそうで。
巻末に2,3ページ軽く Q&A が載ってるが、結構計算して撮ってるんだなぁと言うのが分かる。写真はカメラの構造を知り、光を撮るというのは基礎だけど、こういう写真撮る人も変わらないんだね、と。

個人的に好きな方向の写真が多くてよかった。

帯をめくると、vol.1と書いてある。おそろしい。