1:お茶は食後30分たってから、というのが原則でしたが、それは、食事中や食後すぐに湯茶を飲むと、胃液が薄まって雑菌が繁殖しやすいという理由から。食物は胃の中に十分な時間滞在すれば、胃液で殺菌される、つまり胃酸でほとんどの菌が死ぬけれど、湯茶などの水分で食物が流れてしまうと、腸はアルカリなので、菌が増殖しやすくなるのです。(だから水を飲みながらの食事というのは危険なのです)
2:子どもの体というのはとても正直なので、症状があるうちは、自ら断食状態になります。体の回復だけにエネルギーを使おうとするのです。何かを食べてしまったら、消化吸収にエネルギーが使われてしまうからです。大人の場合は、「栄養のあるものを食べなければ治らない」などと頭で考えて、口がまずいときでも何かを食べようとしがちです。でも病気のときは自然に任せて食べないでいるほうが、経過は早いものです。
3:女性の体が弱っているというのは、酸化している状態。けれど穀菜食で女性の血液がアルカリになれば、男の子が生まれるわけです。
4:トイレに行く回数をみます。男性なら1日に4〜5回、女性なら3〜4回を中庸とみ、それより多ければ陰性、少なければ陽性と判断します。昼間の頻尿は陰性の現象ですが、夜の頻尿は陽性の現象なのです。
5:陰と陽の4つの法則
①陰と陽は互いに引き合う。
②陽と陽、陰と陰の同性は反発し合う。
③大きな陽は小さな陽を、大きな陰は小さな陰を引きつける。
④陰極まれば陽、陽極まれば陰に転じる。
5:玄米の栄養成分をみると、構成や比率が人体のそれとほとんど同じなのです。これが、「玄米は完全食」といわれるゆえんです。さらに、一粒の玄米には、その一粒を完全に消化吸収させるのに必要なビタミンやミネラルなどの微量元素が含まれています。なにより玄米には、まけば芽が出るという生命力があります。
6:幸せとは頂上にあるものではないのかもしれません。幸せとは、常に目的を新たにして登る過程のことをいうのだと思います。
--出典:
からだの自然治癒力をひきだす生きかた