一つには、人もまた自分と同じように、人であるという事実を受け入れることである。誰もが人として行動する。すなわち、それぞれの人が強みをもつということである。それぞれの仕事の仕方をもち、それぞれの価値観をもつということである。
したがって、自らが成果を上げるためには、共に働く人の強み、仕事の仕方、価値観を知らなければならない。これは当然のことのように思われる。しかし、このことを肝に銘じている者はほとんどいない。(p219)
--出典:
明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命