金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)
エコノミスト・水野和夫が読み解く、
「資本主義が始まって以来の危機」の深層と、ポスト・アメリカの世界と日本の行方。
サブプライムローン問題に始まり、「リーマン・ショック」で爆発した世界金融クライシス。
それは米国型「投資銀行」ビジネスモデルの崩壊とともに、天文学的なマネーが流動する世界の資本主義経済が、次のステージに突入したことをも意味している。
早くから金融バブルの崩壊を予見してきた気鋭エコノミストが、この未曾有の金融クライシスの本質と、世界と日本のこれからを鮮やかに読み解く。