他人はともかく、自分ぐらいは思う通りに動かしたい。
「なんで自分は痩せたいと思っているのに食べてしまうんだろう」もそうですし、
「なんで自分は勉強しなきゃいけないと思っているのに遊んじゃうんだろう」、これも同じです。
でも、自分が自分の思い通りに動かないのは当たり前、と考えたほうが、おそらく解決法には近い。
これを理解するための思考ツールが“株式会社・自分”です。
自分を一つの統一された自我だと考えない。
思い通りに働いてくれない部下がいっぱいいる小さな会社というふうに考えるんです。(p130)