国境の南、太陽の西
「ねえ、ハジメくん」と彼女は言った。「とても残念なことだけれど、ある種のものごとは、後ろ向きには進まないのよ。それは一度前に行ってしまうと、どれだけ努力をしても、もうもとに戻れないのよ。もしそのときに何かがほんの少しでも狂っていたら、それは狂ったままそこに固まってしまうのよ」
--出典: 国境の南、太陽の西
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