本書は、CIの自動化について論じている。なぜなら、繰り返しが多く、間違いやすい作業を自動化することで、多大な恩恵を享受できるからである。ファウラーが述べているように、 CIとは頻繁にインテグレーションを実施することであり、必ずしも自動化を必要としない。CIの自動化を支援する優れたツールは数多くあるものの、チームによっては、自動化された インテグレーションビルドを手動で起動するアプローチがうまく機能する場合もある。しかし、CIサーバーを使ったCIプラクティスの自動化は、間違いなく効果的なアプローチだ。