Subject To Change ―予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
Adaptive Path社では、そして本書でも、われわれはデザインというものに対して、異なるアプローチを取る。中心にあるのは、デザインは行為だということ。行為として考えるとデザインには次のような要素がある。

・共感。デザインは人の役に立たなければならない。よってデザインするためには、今デザインしているものが人とどう関わるのかを理解する必要がある。

・問題解決。デザインが力を発揮するのは、結果が流動的で、多くの利害関係者が関わり、境界がはっっきりしない、そんな複雑な問題に対処するときである。

・アイデア創出とプロトタイピング。デザインが作り出すのは、抽象的であれ(設計図、青写真、ワイヤーフレーム、概念モデル)、具体的であれ(プロトタイプ、実物モデル)「物」である。デザインが創造的行為であるからに、実際に何かを作り出す必要がある。

・選択肢を見つける。デザインでは、新しい選択肢を作ることに比べて、既存の選択肢を分析することが少ない。あるときは既存の選択肢を新しい方法で見る事であり、またあるときはゼロから作る事をu意味する。効果的なデザインプロセスは、一つの問題に対して解決策をいくつももたらすのが普通である。

-p9 1章 体験こそ製品だ