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小説「マネーロンダリング」で初めて知った著者。金融小説として抜群に面白かった。その後は「経済投資評論家」的なスタンスでの著書が多い。彼の主張はずっと変わらない。国家にも会社にも頼るな(もはや頼れない)自立せよ、というもの。そのための金融資産、生活設計についてしつこく述べている。本書もその一貫であり最新作。震災を契機にますます彼の主張が現実味を帯びてくる状況が語られている。
小説「マネーロンダリング」で初めて知った著者。金融小説として抜群に面白かった。
その後は「経済投資評論家」的なスタンスでの著書が多い。彼の主張はずっと変わらない。国家にも会社にも頼るな(もはや頼れない)自立せよ、というもの。そのための金融資産、生活設計についてしつこく述べている。本書もその一貫であり最新作。震災を契機にますます彼の主張が現実味を帯びてくる状況が語られている。