ハゲタカ(上) (講談社文庫)
評価 : (4.0点)

筆者が新聞記者出身ということもあってか、事実関係がわかりやすく整理されており大変読みやすい(これ大事)。当時の関係者や企業名が容易に推察されるネーミングなので(フィクションの部分も当然あるが)山一の自主廃業や拓銀の破綻からはじまった「失われた10年」を振り返りながら読むことができた。続編も読んでみることとしよう。


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