暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで
評価 : (5.0点)

WW2のナチが使った暗号機エニグマについて調べていたら辿り着いた本。
カエサル暗号(文字をずらしただけの原始的な暗号)から量子暗号までを暗号開発者と解読者の闘いを通して紹介してる。
暗号が作られ→解読法を見つけられ、さらに強固な暗号が作られ…と、その結果歴史が大きく動いたことをドラマチックに表現していて読み物としても面白い。
自分が買ったのは新書版だが、現在は上下巻の文庫版も出てるし、そっちが安いのでオススメ。
この本以降、この著者の本は全部読んだ。
そっちのレビューもそのうち書きたいところ。


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