アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
評価 : (4.0点)

多分、一番最初に読んだディック作品じゃないかと。きっかけは勿論、映画の「ブレードランナー」ですね。
最初に読んだのは中学生の頃だったと思うんだけど、よく分からなくて、高校生か大学生の頃にもう一度読み返したら映画とはまた違ったおもしろさがあって良かったです。主人公のデッカードに奥さんがいたり、亀(人造、ということだがバイオな意味なのか機械的な意味なのかは触れられていなかったように思う)を飼っていたりする辺りの生活感が主な違いでしょうか。
そうそう、長い間砂漠に立つ羊の表紙絵でお馴染みだったんですが、ディックの一部の本は装丁が変わったようで、今のは何か羊たちの沈黙みたいですね。


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