今夜、すベてのバーで (講談社文庫)
評価 : (4.0点)

中島らもの出世作だが、小説の中では一番おもしろいと思う。かなり自己憐憫の要素が強いが、そこも含めて。
この版でも入っているかどうか分からないが、巻末の山田風太郎との対談がいい味。山田風太郎との対談は他にも中島らもの「訊く」だったか「逢う」だったかの対談集と、風太郎追悼ムックにも載っているので、結構親交があったようだ。


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