五一C白書―私の建築計画学戦後史 (住まい学大系)
評価 : (4.0点)

タイトルには『五一C白書』とあるが、全体はサブタイトルにあるように、鈴木成文先生の建築計画学戦後史となっている。
建築計画学の主題を動的なものとして捉える一方で、計画に対する理念・態度は普遍的であるべきとする。その前提のもと、近年において批判の対象とされるnLDKと、その前身として誤って認識されている51Cとの差異に言及している。
本書を通して、建築計画学の知識をつけるだけではなく、研究(調査)をするための論理のつくり方もおさえておきたいところ。


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