パプリカ
評価 : (4.0点)

学生の頃、己は友達がいなくて、講義の隙間の空き時間は主に図書室で本を読んでばかりいる暗い奴だった。その頃に読んだ一冊。
漫画化された方を先に読んでいたが、終盤の展開は知らなかったのでかなり驚いた。後にアニメ映画化されたものは、かなりエンタテインメントとして誇張されたもののように感じられるかもしれないが、原作を読んだ者としての立場から言わせてもらうと、オリジナルの終盤を読んでいるときの印象を極めて忠実に映像化したカタストロフだった。ただ、読後感としては原作の方がオールナイト上映見終えた感じで、映画はジェットコースター乗ってきた感じだった。


参考になった人:0人   参考になった