聞書アラカン一代―鞍馬天狗のおじさんは (徳間文庫)
評価 : (3.0点)

戦前から戦後と言われる時代の、大衆のヒーロー・嵐寛十郎。
アラカンの生き様だけでなく、映画界(カツドウヤ)の魑魅魍魎の世界まで描かれる。



ひと言で言えば「時代」の持ってる面白さが伝わってきて面白かった。
今では無理だろうなぁということが、当たり前の日常であったこと。現代のほうが自由ではないなぁ。でもアラカンのような自由も大変だなぁ。

こういうスケールを持ったヒーローがいてほしい。


参考になった人:0人   参考になった