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面白い本である。初めは年配の人向けの「現代」を生き抜きための生き方至難本かと思った。語り口が「ステキなおじさま」な感じにがどこかにくい。さすが作家である。どこがどう面白いのか。作者はおそらく人間嫌いの世捨て人である。本の中でも世捨て人だった過去がかかれてある。「活力」やギラギラした「道徳」を根っこに物事を積み上げて考えていくさまはなかなか男臭い。そして男なら共感することばかりである。「わたしはどういきるのか」という問いに答えは様々である。そして正解はない。では「何を」柱とすればよいのか。じつはそれも人それぞれである。つまり自分がとことん考え、感じた尺度で物事を自由に考え実行するだけ、である。筆者はこの本では先にふれた活力や男臭い道徳をしっかりと認識し認め真正面からぶつかって生きているのだろうことがわかる。「活力がない」、「目標がない」と思っている人間へある程度共通したアドバイスはその今の感情を真正面からみる正直さと素直さ、そして勇気である。それを筆者は何度も本のなかで説いているように感じられた。私個人的には、共感とともに「似たような認識の人間が他にもいるんだなぁ」と妙に勇気づけられたりもした。さらに少なくとも人生を私より長く生きている先輩としての経験則も書かれており、これも参考になるだろうと思った。本書を読んで感化される人間はそれだけで素質があるとも言えるしおそらく自己優位な性格がある気がする。そしてそのような人間はぜひ疼いた翼をもう一度広げてみるべきで本書はその一つの起爆剤である。
面白い本である。
初めは年配の人向けの「現代」を生き抜きための生き方至難本かと思った。
語り口が「ステキなおじさま」な感じにがどこかにくい。さすが作家である。
どこがどう面白いのか。
作者はおそらく人間嫌いの世捨て人である。
本の中でも世捨て人だった過去がかかれてある。
「活力」やギラギラした「道徳」を根っこに物事を積み上げて考えていくさま
はなかなか男臭い。そして男なら共感することばかりである。
「わたしはどういきるのか」という問いに答えは様々である。
そして正解はない。では「何を」柱とすればよいのか。
じつはそれも人それぞれである。つまり自分がとことん考え、感じた尺度で
物事を自由に考え実行するだけ、である。
筆者はこの本では先にふれた活力や男臭い道徳をしっかりと認識し認め
真正面からぶつかって生きているのだろうことがわかる。
「活力がない」、「目標がない」と思っている人間へある程度共通したアドバイス
はその今の感情を真正面からみる正直さと素直さ、そして勇気である。
それを筆者は何度も本のなかで説いているように感じられた。
私個人的には、共感とともに「似たような認識の人間が他にもいるんだなぁ」と
妙に勇気づけられたりもした。さらに少なくとも人生を私より長く生きている先輩
としての経験則も書かれており、これも参考になるだろうと思った。
本書を読んで感化される人間はそれだけで素質があるとも言えるし
おそらく自己優位な性格がある気がする。そしてそのような人間は
ぜひ疼いた翼をもう一度広げてみるべきで本書はその一つの起爆剤である。