サマーバケーションEP (角川文庫)
評価 : (3.0点)

「人の顔がわからない」僕と、ふとしたきっかけで出会った人々が、井の頭公園から海まで歩いていく、ただそれだけの話。

ただ川の流れを追い、情景を切り取って見ていく。そんな当たり前の、終わりがなかったはずの純粋さやワクワクした感覚に、一日だけ戻る大人達(と僕)。
だから「夏休み」、だから「EP」なんだろう、多分。


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