阪急電車 (幻冬舎文庫)
評価 : (4.0点)

小林(おばやし)駅がイチオシな感じで描写されている。描写に偽りはないけれど、いままでこんなにおしゃれな町であるように思ったことはない。今、小林駅にいくとおしゃれにみえるような気がする。読後、この物語に出てきた人たちを、小林駅の風景の中に脳内補完するからだと思う。
うっかり映画の予告を見てしまったので、脳内では中谷美紀がいる駅になっている。とうぜんいないわけですが。


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