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ショートストーリー仕立てで、問題解決(発見)について書かれた本例えば、最初のお話はオフィスビルのエレベータが遅すぎて、ビルで働く人が不満に思っている。というお話になっている。こういう問題を提示されると、私たちはついつい働く人の側(つまりエレベータを利用する側)の立場で考えてしまいがちで「エレベータを修理すれば良いじゃん」なんて安易に考えてしまったりする。ところが、ビルのオーナー目線でこの問題について考えると「利用者から日々苦情が挙がってきて困っている。」という問題になるかもしれない。となれば「ビルを他人に売ってしまう。」という方法で(オーナーの)問題を解決できる可能性もある。というように、問題というのは認識している人の立場などによって変化するもので、色々な視点に立って、問題をどう定義するか? 誰のために問題を解くのか? といったことから考えないと解決しない。といった感じで、問題の扱い方について色々な例がショートストーリー形式で挙げられているので、非常に読みやすくて、色々なことに気付かされる。
ショートストーリー仕立てで、問題解決(発見)について書かれた本
例えば、最初のお話はオフィスビルのエレベータが遅すぎて、ビルで働く人が不満に思っている。というお話になっている。こういう問題を提示されると、私たちはついつい働く人の側(つまりエレベータを利用する側)の立場で考えてしまいがちで「エレベータを修理すれば良いじゃん」なんて安易に考えてしまったりする。
ところが、ビルのオーナー目線でこの問題について考えると「利用者から日々苦情が挙がってきて困っている。」という問題になるかもしれない。となれば「ビルを他人に売ってしまう。」という方法で(オーナーの)問題を解決できる可能性もある。
というように、問題というのは認識している人の立場などによって変化するもので、色々な視点に立って、問題をどう定義するか? 誰のために問題を解くのか? といったことから考えないと解決しない。
といった感じで、問題の扱い方について色々な例がショートストーリー形式で挙げられているので、非常に読みやすくて、色々なことに気付かされる。