評価 : (4.0点)

読みやすくて一日あれば読めるくらいの本なのに、面白くてとても濃い内容の本だった。

(変数|関数)名のつけ方、コメントの書き方、コードの分割の仕方、などなど、ソースコードを読みやすくするための工夫が、これでもかというほど紹介されている。

そして、ただ紹介されているだけでなく、筆者がそうするべきだと考える理由が書かれているので、書かれていることを鵜呑みにせず自分の判断で取捨選択できるところが素晴らしい。

テストコードを読みやすくするために余計な工夫をして、テストコードに色々な機能を持たせるのは、テストコードが原因の新たなバグを生み出しそうで個人的にあまり好みじゃないけど、それ以外の部分はほとんど納得できた。

入社3年目～5年目くらいの人が読むとちょうど良い気がする。というか、是非読んで欲しい。