-
ハイライト
-
ライブラリ(118)
評価の高い本全て(118)
最近ウィッシュリストに入れた本全て(23)
よく利用するタグ
アクティビティ
評価 :病に伏せ亡くなられた河野さんの遺稿をご家族が歌集として編まれた、最終歌集。
見たもの、感じたものをまっすぐに表現する方だったがゆえに、闘病の過程から死に至るその日までの一日、一刻が克明に伝わってくる凄絶さに、喉が詰まる。
ときおり歌に現れる、お孫さんや、お嬢さんの結婚に際し、注げる愛情を歌ったそのうつくしさも眩しい。
「わたくしはわたくしの歌のために生きたかり作れる筈の歌が疼きて呻く」
河野裕子というひとは、病めるときも歌人としてあろうとしたのではなく、生きるということは歌うことだったのだと、思った。
鬼気迫るその姿はでも真摯で、とても人間らしい。かくありたい。1件の「いいね!」があります。-
コメントする
ウィッシュリストへ追加ライブラリへ追加タグを入れることで、書籍管理ページで、タグ毎に書籍を表示することが出来るようになります。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。
※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。ウィッシュリストからライブラリへ移動友人に本をおすすめする相互フォローしている友人がまだいません。
おすすめされたユーザー一覧
※ 1000文字以内で自己紹介をしてください。