「学び」で組織は成長する (光文社新書)
そもそもなぜ学ぶ必要があるのか?
大局的には、変化のスピードが加速度的に速まっているからである。それは特に、科学技術の高度化、情報化・グローバル化、少子高齢化、産業構造の変化等、社会・経済の分野で著しい。変化の遅い社会においては、同じことの繰り返しでも許されたが、確実なのは変化の速さだけといわれるような今の社会においては、その変化以上のスピードで学び続けないと、いろいろな意味で置き去りにされるだけである。(p.14)