「学び」で組織は成長する (光文社新書)
第二章 二人でできる学び
──信頼できる相手と学び合う
〈中途略〉
ゆっくり、あわてず、いい人間関係を築くことがいずれの方法に取り組む場合ににもポイントとだし、それが実現すると、相互のコミュニケーションと学び合いを通じて様々な問題解決や、予想もしなかった画期的なプロジェクトもつくり出されてしまう。しかし、そうした問題解決やプロジェクトを最初から目的にして取り組むよりは、あくまでも学びとコミュニケーションが生み出す副産物として位置づけておいた方が健康的で、予想もしなかった成果が逆にどんどん生まれてくるかもしれない。
(p.80)