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この本を手にする前に森達也のやつも手に入れていたのだが、読んだのは結局こちらが先。下山国鉄総裁を殺害したのは誰か?「関係者」の孫(著者)による追跡に時を忘れるほど引き込まれた(結局徹夜した)。圧巻は矢板玄への取材のくだり。真剣を振りかざされつつも、M資金の実態が明らかにされるあたりは読んでいて唖然とするほど。ところで、この本の中で森達也が取材事実を捻じ曲げて本を著したことが晒されている。森達也をしてそこまでさせるほど、下山事件というのは書きての誘惑を誘うテーマなのだろう。ここ最近読んだノンフィクションでは出色の一冊。星4.5
この本を手にする前に森達也のやつも手に入れていたのだが、読んだのは結局こちらが先。下山国鉄総裁を殺害したのは誰か?「関係者」の孫(著者)による追跡に時を忘れるほど引き込まれた(結局徹夜した)。圧巻は矢板玄への取材のくだり。真剣を振りかざされつつも、M資金の実態が明らかにされるあたりは読んでいて唖然とするほど。ところで、この本の中で森達也が取材事実を捻じ曲げて本を著したことが晒されている。森達也をしてそこまでさせるほど、下山事件というのは書きての誘惑を誘うテーマなのだろう。ここ最近読んだノンフィクションでは出色の一冊。星4.5