自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)
評価 : (4.0点)

 この人は元々専門に哲学をやってたんじゃないんですよね。学生時代、哲学っていうのに興味はあるんだけど、よくわからないから、西研という人と一緒に勉強会をやる。それがのちに「現象学研究会」というものになるんですが。
 前に『現代思想の冒険』というのを紹介しているんだけども、これは前半で「現代思想」の話が終わっちゃうんです。要は「ポストモダン」とか、そういうのには反対なんです、この人は。「現象学」とあるように、フッサールとかハイデガーとか、あとヘーゲルなんかを独自の解釈でやっていっているようです。
 でもって西條剛央が体系化した「構造構成主義」のベースのひとつだとかwikiには書いてありますね。まあこの本だけ読んでもそんなことまではわからないけど。これは竹田流哲学入門書ですよ。さすが自分がやきもきした経験があるだけあって、読みやすいですけどね、あんまり他の哲学の本とは接続できないんじゃないかなあ。


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