ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
評価 : (2.0点)

 キングはラヴクラフトにもよく言及してましたねえ。『呪われた町』へのオマージュとして小野不由美『屍鬼』があるそうですが、ぼくはどちらも読んでませんからよくわかりません。『呪われた町』の短編バージョンみたいな作品があって、それは読みましたけども。あとぼくが諦めた『ダークタワー』の第五部にもこの作品の登場人物が出てきます。
 で、この『呪われた町』というのはそもそもラヴクラフトの影響だということらしいんですね。まあこの作品だけじゃないと思うけど。
 で、たまたま古本屋でこれを五冊見つけて全部買って帰ったんだけど、全五巻じゃないということに今はじめて気がつきました。
 五巻に入っている『神殿』というのがもっとも印象に残ってます。Uボートが深海に沈んで、窓から見える神殿(アトランティス)から光が出てきてワーみたいな話ですが。まあ正直、大抵どうおもしろがっていいのかわかんなかったですね。惰性ですよ。だからもう六巻もいいです。いりません。


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