百鬼園随筆 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

 『琥珀』というのがいいです。琥珀は松脂が何万年も経ってこうなったのだ、というのを学校で習って、自分もやってみる。しかし埋めたはいいけど待ちきれなくて次の日に掘り出してしまうんですね。で、臭いからって捨てちゃう。
 これがおもしろくて黒澤明の『まあだだよ』を借りてみたくらいです。この映画もよかったので、今度は『ノラや』を読んで、映画と関係ないけど『私の「漱石」と「龍之介」』なども読んだ。あとはAKG_K24Pさんがいいと言っていた『御馳走帖』も古本屋で見つけて買ったけど、これはまだ読んでない。いずれにしろ百けんは小説はいまだに読んだことがない。
 表紙は芥川龍之介のかいたものらしい。


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