Subject To Change ―予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
評価 : (4.0点)

製品・サービスをデザインする、という考え方や方法を、実例をとおして紹介している。
デザインという切り口で書かれているけれど、ここでいうデザインは、かなり広義な意味で捉えたほうがよい。原著を読んでいないので憶測だけれど、英語の「design」を「デザイン」と訳していると勝手に妄想している。そのことにはなんの問題もない。けれど、多くの場合「システム設計」は「system design」だ。システムや体験の設計も「デザイン」だと思って読まないと。
究極的に行き着くところはアジャイルな体験開発というものだけれど、その過程にはユーザインタフェース、プログラミングや電子機械なんかのエンジニアリング、果てはバリューチェーンの持ちかたのデザインを、イテレーションしていく実例がある。
どう実践していくか。


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