永遠の0 (講談社文庫)
評価 : (2.0点)

この手の感動小説に低い評価を付けるのは反感を買いそうですが、あえて。

ストーリーと展開はとても美しいし感動しますが、文章が説明書き過ぎるのが個人的にはちょっと。。
あまりに細かすぎる描写は、これは小説なのか歴史文献なのか読んでいてよくわからなくなるし、人が普通に話す話し方でこんなに説明っぽい言葉を話すだろうか、とか、これが小説としてならばもっとシンプルな表現に精査すべきだろう、とか表現力の面で少し疑問に思いました。
この描写の細かさがウリでもあるとは思うのですが、「この作家の表現の仕方は好き」「この人の表現はちょっと。。」という好みが作品そのものの良さとは別にあるように、僕にはちょっと合わない感じがしました。。


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