Hidetoshi Fukasawa
ライブラリ 4 册 | 詳細レビュー 4 件 | 引用 4
一行紹介


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自己紹介


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走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
評価 : (5.0点)

村上春樹作品を全部読んでいる訳じゃあないけど、エッセーが特に好きなんですよ

この本は1982年からずーっと走り続けてきて、おそらく今も走っているであろうマラソン

その中でどういうふうに村上春樹は村上春樹になっていったか??その一瞬の気持ちや今も変わらない気持ちなどがたくさんの言葉として詰まってます



僕もどちらかといえば、短距離よりも長距離のほうが好きですし、けっこうコツコツ派なので、"分かるな~"みたいな気持ちになれました

かといって"さあ、みんなで健康のために走りましょう~"みたいな嘘くさい本ではないので面白い!!



なんとなく一緒に走っているような気分になれます


とおくはなれてそばにいて―村上龍恋愛短編選集
評価 : (4.5点)

村上龍作品は好きでちょっとずつ読みつづけているんですが、今回も色気のある言葉、物語がいっぱい詰まってました

中にはちょっと僕のキャパを明らかに超えている作品もありましたが・・・

ありきたりなのではないところが好きっす

これからたくさん愛を知って"なるほど~"って頷きたいです



あんまりハマりすぎるのも怖い気もしますが...



"そしてめぐり逢い"、"ムース・ショコラ"、"シャトー・マルゴー"が特に心に留まりました。またもうちょい年を重ねたら違う答えになると思いますけど



今度は長編も読んでみたいなと思います


ラットマン
評価 : (4.5点)

なんか形の無いものが迫ってくる感じで怖いんだけど、ページをめくる手が止まらなかったですっ

これはけっこう僕には珍しく1日で読破してしまった…



誰もが持っている人間の一番奥に隠れたものが見えた気がして人間ってやっぱり弱いし、怖いなって思ったけど、でも最後でまたホッとさせてくれました。



弱いから仲間がいるし、強くなりたいと思う


八日目の蝉
評価 : (5.0点)

去年からぜひ読みたい本でした。

赤ちゃんを誘拐するところから物語は始まるんですけど、逃げて、逃げて、、
途中からなんの違和感もなくどこにでもいそうな母と子でした。

物語のなかに自然と引き込まれて、登場人物はもちろん風景、光、風や匂いまでも感じ取れたような気がします。
ずっと土の中にて、外に出てきたと思ったら七日間で死んでしまう蝉…

もし八日目があったら、辛いだろうか…、幸せだろうか…

人それぞれ、人には言えない過去がある…
人それぞれ、思い描いていたとは違う未来がある…

そのことについて周りの人を恨んだり、環境が悪かったと悔やんだりしてしまいがちですが、そうではなく
しっかりと向き合い許すことが大事なんだなと深く心に思いました。
この本に出会い、そしてラストに出会ってそう思えるようになりました。


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