死と生きる―獄中哲学対話
Kenichi Sugawara
30 册
|
29 件
|
0 件
(5.0点)
一気に読みきった。
言葉の怒涛と応酬は常軌をあからさまに逸脱している。
哲学者・池田晶子と死刑囚・陸田 真志の手紙のやり取りが書籍になったもの。
拘置所のなかで、哲学的思索を続ける陸田氏。
思索は時に、思索事態の普遍化を誘発し、その延長線上に殺人の許容へ至る場合がある。
なぜなら、死それ自体は不幸ではない、とすることができるから。
池田氏はそれを断罪する。
殺人犯であり死刑囚である陸田にしか書けない思索がある、
たどり着けない真理があると。
人を殺すということはどういうことか、その考えを書けと。
ドストエフスキーのような天才が「罪と罰」で想像で描いた、
その殺人という行為を実行に移した殺人犯・死刑囚にしか書けない、
そこを考えて表現せよと、愛をもって糾弾する。
圧巻の書籍。
言葉の怒涛と応酬は常軌をあからさまに逸脱している。
哲学者・池田晶子と死刑囚・陸田 真志の手紙のやり取りが書籍になったもの。
拘置所のなかで、哲学的思索を続ける陸田氏。
思索は時に、思索事態の普遍化を誘発し、その延長線上に殺人の許容へ至る場合がある。
なぜなら、死それ自体は不幸ではない、とすることができるから。
池田氏はそれを断罪する。
殺人犯であり死刑囚である陸田にしか書けない思索がある、
たどり着けない真理があると。
人を殺すということはどういうことか、その考えを書けと。
ドストエフスキーのような天才が「罪と罰」で想像で描いた、
その殺人という行為を実行に移した殺人犯・死刑囚にしか書けない、
そこを考えて表現せよと、愛をもって糾弾する。
圧巻の書籍。
タグを入れることで、書籍管理ページで、タグ毎に書籍を表示することが出来るようになります。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。
※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。
※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
友人に本をおすすめする
相互フォローしている友人がまだいません。