二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
つぶやき
評価・詳細レビュー
mzo
24 册
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17 件
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0 件
(4.0点)
No1という帯に惹かれて買いました。普段はあんまり気にしないんだけどポケミスだしさ、新人だしさ。ちょっと手に取ってみた
ストーリーはアメリカン・サイコみたいな風情がプンプンするんだけど、ちっともドキドキしないし、なにしろ主人公がちっとも冴えない!ただ冴えないならフロストくらい冴えなければ見事なんだけど、そうまでもないから中途半端で、、、だから冴えないヤツ
なんだがコイツがヒーローで主人公なら全く許せないトコなのだが、二流作家なのである。自他共に認める二流作家なのだ。なにをもって二流に甘んじてるかというと、主人公はとても良き「本」の読者なものだから、良い本を書くには自分が未熟であることを理解してるからだ
良き読者とは彼のような主人公をいう。本を好きで本を書くようになって、でも好きなだけでは、自分が好きな作家に、この自分は決してなれない、とワカってるから二流作家に甘んじてる
なのに彼にも熱心な愛読者がいるのだ。ミステリーの本筋とは違うトコロでとてもいいなぁーと思った
ストーリーはアメリカン・サイコみたいな風情がプンプンするんだけど、ちっともドキドキしないし、なにしろ主人公がちっとも冴えない!ただ冴えないならフロストくらい冴えなければ見事なんだけど、そうまでもないから中途半端で、、、だから冴えないヤツ
なんだがコイツがヒーローで主人公なら全く許せないトコなのだが、二流作家なのである。自他共に認める二流作家なのだ。なにをもって二流に甘んじてるかというと、主人公はとても良き「本」の読者なものだから、良い本を書くには自分が未熟であることを理解してるからだ
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