都市と都市 (ハヤカワ文庫SF)

著者
出版者
早川書房
価格
¥1,050
(4.0点)
二つの国家が存在する、二重都市が舞台である。国境があちらこちらに存在する…というとベルリンを思い出すのだが、物理的な壁が存在するわけではなく、あくまで「二重に」存在しているという都市と都市。
<見ない>ようにするっていったい???

舞台設定に気をとられちゃいますが、ことの発端は殺人事件。SF苦手な人もサスペンスとして読みやすい。

設定に一つ大きくて奇抜な「嘘」があるだけで、物語自体はリアルな現代を舞台にしていて読み応えがある。
ぜひ一読。

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(5.0点)
SFは時々こういうのに出会っちゃうから止められないなぁ。寡聞にしてこの作家知らなかったのだけど、TRPG系の人らしい。Wikipediaの写真を見たら世紀末が似合いそうなおっさんだったw

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