予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
つぶやき
評価・詳細レビュー
shin_no_suke
357 册
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41 件
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147 件
(4.0点)
著者は行動経済学研究の第一人者であり、デューク大学教授および、MITのメディアラボの客員教授。
行動経済学を一般の人向けにも分かりやすい言葉で、豊富な実験結果の内容とともに説明した本。
ただの読み物としても十分面白い!
行動経済学を一般の人向けにも分かりやすい言葉で、豊富な実験結果の内容とともに説明した本。
ただの読み物としても十分面白い!
引用
ダンキンドーナツには、スモール、ミディアム、ラージのコーヒーしかなかったが、スターバックスでは、ショート、トール、グランデ、ベンティのサイズがあり、カフェアメリカーノ、カフェミスト、マキアート、フラペチーノなどの高貴な名前の飲み物を売った。つまり、入店の経験がほかとはちがったものになるように、できることをすべてやった。ほかとはかけ離れた経験にすることで、わたしたちがダンキンドーナツの価格をアンカーに使わずに、かわりにスターバックスが用意した新しいアンカーをすなり受け入れるように全力を尽くしたのだ。
現在のスターバックスを興したハワード・シュルツはサルバドール・アセールと同様に直感力のある実業家だった。価格ではなく雰囲気の点で、スターバックスをほかのコーヒーショップとは一線を画する店にすることに力を注いだ。そのために、当初からヨーロッパのコーヒーハウスのような雰囲気を醸し出すよう構想を練った。
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