予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

ダンキンドーナツには、スモール、ミディアム、ラージのコーヒーしかなかったが、スターバックスでは、ショート、トール、グランデ、ベンティのサイズがあり、カフェアメリカーノ、カフェミスト、マキアート、フラペチーノなどの高貴な名前の飲み物を売った。つまり、入店の経験がほかとはちがったものになるように、できることをすべてやった。ほかとはかけ離れた経験にすることで、わたしたちがダンキンドーナツの価格をアンカーに使わずに、かわりにスターバックスが用意した新しいアンカーをすなり受け入れるように全力を尽くしたのだ。
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する
現在のスターバックスを興したハワード・シュルツはサルバドール・アセールと同様に直感力のある実業家だった。価格ではなく雰囲気の点で、スターバックスをほかのコーヒーショップとは一線を画する店にすることに力を注いだ。そのために、当初からヨーロッパのコーヒーハウスのような雰囲気を醸し出すよう構想を練った。
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する
ウィッシュリストへ追加
非公開
タグ

メモ


ライブラリへ追加
非公開
評価
 
読書ステータス
つぶやく
タグ

メモ


タグを入れることで、書籍管理ページで、タグ毎に書籍を表示することが出来るようになります。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。

※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
ウィッシュリストからライブラリへ移動
評価
 
読書ステータス
つぶやく