東日本大震災と社会教育―3・11後の世界にむきあう学習を拓く

著者
出版者
国土社
価格
¥1,890

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saveMLAKのなかに公民館は入っている。しかし、本書を読んで実際にどうだったのかを初めて知ることができたように思う。日常と避難とのあいだで揺れる職員の思いというのは図書館ともつながるところがあるのではないだろうか。

引用

月を見ることで、それから悪天候で月が出ていない場合でも、それを思い続ける“心の月”を思い描くことで、日常を少しずつ取り戻していく。今日だったらこのこの方角に十六夜のの月が出る、というように、それが一つの心の拠りどころとなる。日常を取り戻すには、そういうことから始めていくしかないのかもしれません。
佐伯一麦「大震災を経てかんがえたこと」26ページ
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