起業の条件―若者文化からビジネスを生み出す方法 (RYU SELECTION)

著者
出版者
経済界
価格
¥1,427

評価・詳細レビュー

(5.0点)
著者は、ジュリアナ東京やベルファーレでディスコブームを作り出し、グッドウィルとコムスンの創業者でもある折口雅博氏。
同じ著者の本である「プロ経営者の条件」よりは前に書かれた本で、少年時代の生い立ち〜グッドウィルまでについて、そして起業することやビジネスについて著者の考えていることが述べられている本。自伝的な内容としては「プロ経営者の条件」の方が面白かったし、そちらともかぶる内容があるが、こちらもすごくためになることが学べるいい本だと思う。

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引用

勝ち残るための第二の条件は「ハードワーキング」である。
たとえば、ミサワホームではベンチャー企業の社長を公募しているが、その条件として、最低でも三年間にわたって、一日十五時間労働、土日も休みなく働くことが課せられている。
言葉だけでは実感がわかないと思うが、これを実際に行動に移すとなると、生半可な覚悟ではできない。
(略)マイクロソフト、アップルコンピュータ、インテルなど数多くのベンチャー企業を輩出しているアメリカのシリコンバレーでも、起業家たちは店頭公開までの四、五年の間、一日たりとも休んだりしない。毎日毎日、早朝から深夜まで働く。 P43
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「上司や取引先のいいなりになるのはもううんざりだ。サラリーマンなんかやっていられるか」
これが起業の動機だとしたら、その人は必ず失敗する。なぜならば、このようなことを言う人ほど、経営者に向いていないからだ。
この種の人間は人に頭を下げることができない場合が多い。だが、経営者というのは、社員が知らないだけで、下げるところではきちんと頭を下げている。 P195
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どのくらい読めるかは時間との戦いになるのだが、ともかく私は「趣味は?」とたずねられて「読書です。好きな作家は・・・」などと答えられるようにするために本を読んだことはない。そのようなことはどうでもいいことで、私にとっての本は、経営者として人間として、役に立つことを効率的に吸収するためにある。 P90
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