k_ishikawa
ライブラリ 142 册 | 詳細レビュー 85 件 | 引用 9
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株式会社Beproud 取締役


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評価の高い本全て(142)

前に進む力
2022―これから10年、活躍できる人の条件
マドレーヌのメルシーブック―いつもおぎょうぎよくいるために
議論のルールブック (新潮新書)
バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある
新規事業がうまくいかない理由
自分の小さな「箱」から脱出する方法
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
アジャイルソフトウェア開発スクラム (アジャイルソフトウェア開発シリーズ)
ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは
13か国語でわかる新・ネーミング辞典
ネットビジネスの終わり (Voice select)
危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

最近ウィッシュリストに入れた本全て(114)

Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)
リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
脳を創る読書
自己革新 [新訳]――成長しつづけるための考え方
Pythonプロフェッショナルプログラミング
そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)
「超」文章法 (中公新書)
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
弱い日本の強い円 (日経プレミアシリーズ)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則
孤独のグルメ 【新装版】
限界集落株式会社
情報の呼吸法 (アイデアインク)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

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投票したレビュー全て

逆立ち日本論 (新潮選書)
評価 : (5.0点)

物事をあるがままに見ようとしても、様々な錯視の実例を見る度に、自
分の見ている物についての確信が揺らいでくる。それと同じく、自分の
考えというものを確立しようと思う度に、考えの立脚点を強固な地に置
いたつもりが、実はいびつだったと思い知らされることがいかに多いか。

養老氏の著作を読むたびにそういう思いに駆られる。今回、2011年の締
めくくりとして自らの未熟さを思い知った上で、新年を迎えるにあたっ
ての戒めとしようという思いから本書を手に取った。今回対談相手を務
めている内田氏、実は著作はおろか、雑誌などでも論考を目にしたこと
がなく、期待感とともに読み進めた。

帯や背表紙などで、色んな論点に飛び回っての自由な対談であることは
予想していたけれど、期待通りの内容。逆に期待と違ったのは、自らの
論考の錯覚に気付かされた箇所が少なく、予てより考えていた自分の論
点について、わが意を得たり、という意見が数か所あったのも、収穫で
あろうか。

たとえばユダヤ人については、私も教科書的な知識しかもっていなかっ
たけれど、そもそもユダヤ人の定義自体が学術的にあいまいなことを通
じて、二人でユダヤ人の定義に迫ろうと試みる部分、実はこの部分は日
本人とは何かという考えに通ずる部分があり、意識がそもそも根源的な
遅れを経て言葉として発せられる、つまりそこからあらゆるアイデアの
元を追求することに英知への入り口があるというくだり、感銘を受けた。

個人情報保護法に関する部分もわが意を得たりと頷けた。情報産業に関
わる私、直接的に情報保護については関与することも多いけれど、昔か
ら情報保護というお題目にある種のもやもや感を抱いたままだった。本
書を通じてそのもやもや感が大分整理された気がする。2012年に入って
mixi上にてSNSとの関わりを変えていく、という宣言をしたのだけれ
ど、匿名か実名か、というSNSを使い分ける際の大きな問題について
吹っ切れたこともあり、2012年からは実名アカウントであるFacebookへ
のかかわりを強めるきっかけとなったのが本書とも言える。

あまりにも対談のテーマが広く、それぞれの論点で私の意見を開陳する
と冗長になるためこれ以上は書かないけれど、色々な論点について、そ
の根源となるさらなる論点が潜んでいることに思いを致すことなく考え
を述べている自分を戒めつつ、精進をしたいと思った。いい本で一年の
読書体験を締めくくることが出来、満足である。

'11/12/27-'11/12/31




自分の小さな「箱」から脱出する方法
評価 : (4.0点)

周りの人が好評価するだけあって、物語調で分かりやすかった。

自分の今までの行動、他者への配慮、色々な面で耳が痛かったけど、
なぜそうなってしまうのか、そうしているつもりなのに、なぜそうならないのか。
という事について考える良いヒントになったようなき気がします。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。




お気に入り引用全て

「超」文章法 (中公新書)
パラグラフ内での論理の逆転は、できるだけ避けるべきだ。つまり、同一パラグラフの中で、「しかし」という接続詞が現れるのはさけるべきだ。 ― 90ページ
--出典: 「超」文章法 (中公新書)
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「超」文章法 (中公新書)
多くの文章読本は、「削って削って、削りまくれ」と述べている。このアドバイスは、多くの場合に正しい。削りまくった結果何も残らないとしたら、「メッセージ」がない証拠である。 ― 163ページ
--出典: 「超」文章法 (中公新書)
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全脳思考
よくできた事業モデルにおいては、出会いの深層背景を共有する者同士は全員が曲線を描きながら、最終的に同じゴールにたどり着く。ということは、出会いの深層背景に集まる誰かひとりを深く理解し、そのひとりがHAPPYにいたる軌跡を描けるようになれば、他の多数の人々をHAPPYにする軌跡も描きやすくなるということである。p442
--出典: 全脳思考
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